婚活業界で約10年間にわたり教育・支援に携わり、現場での婚活サポートに加えて自治体や企業で講座・セミナー講師を務めてきた小田愛香が、現場のリアルなデータと最新の心理学に基づいて開発したオリジナル講座です。
ところで、皆さまはご存じでしょうか？結婚相談所に入会しても、1年以内に成婚できる方は全体の約20％〜30％と言われています。成婚率70％〜80％といった高い数字を掲げている相談所も存在しますが、その多くは「年齢・年収・学歴」などの入会条件によって成婚しやすい層に限定しているのが実情です。
また、SNSなどの発信を通じて入会される場合は、発信者の価値観に共感していることが多く、その点でも成婚率が高くなりやすいのです。
さらに、若年層をターゲットにしたブランディングを行っている相談所の場合は、そもそも対象者が結婚しやすい層であるため、アドバイザーのスキルが高くなくても成婚に至る確率が上がります。

成婚率が高い相談所には、共通点があります。

• 成婚しやすい条件の方のみご入会いただく
• アドバイザーの考え方に共感している方がご入会される
• 年齢が若く、もともと結婚しやすい層が中心である

このような条件が揃っていれば、成婚率を高く維持することは難しくありません。

一方で、

• 広告を用いて不特定多数を集客している
• 持病や年齢、家庭背景など、結婚の難易度が高い方もお断りしない

といった相談所では、当然ながら成婚率は下がる傾向にあります。しかしそれは「スキルがないから」ではありません。むしろ、さまざまな背景を持つ方を成婚に導くには、高い専門性と教育スキルが要求されるのです。